レザーの防水性の向上と色落ち防止には何を使うべきか実験!

日ごろ雨でびしょびしょになる仕事をしている友人から

「びしょびしょになっても大丈夫なスマホケースを作ってほしい」

という依頼をもらいました。

びしょびしょになるならそもそもレザーは向かないんじゃないかなと思いながらも、レザーの防水性と色落ち防止に真剣に向き合ってみましたので、その結果を報告します。

防水性アップ&色落ち防止のための実験内容の紹介

まず今回使用したのは
・スコッチガード
・レザーフィックス
・レザーコート

この3つです。
防水性を考えたとき、他にもラッカーやエナメル光沢剤なんかもありますが、光沢が出やすく好みでないので省きました。

オイルレザーなども、そのものが持つ油分で水をはじき、防水性が高いのですが、こちらも今回は割愛です。

またスコッチガードは聞きなれない方が多いと思いますが、これは普通に革靴に使う防水目的の保護材です。

ただ最近スコッチガードレザーなるものの存在と、その高い防水性を知ったので試してみました。

使用したのはこの3本。

仕上げ材としてお馴染みのレザーフィックスとレザーコートと、スコッチガードです。

スコッチガードは本来ヌメ革には使わないでくれとのことですが、ものは試しなので使ってみました。

今回は防水とともに色落ちの実験もするので、染色したものとそうでないものを準備しました。

左上から順に

①スコッチガード

②レザーフィックス

③レザーコート

④染色+スコッチガード

⑤染色+レザーフィックス

⑥染色+レザーコート

⑦染色+レザーフィックス+レザーコート

ちなみに効果を高めるために、各仕上げ材ともに2度重ね塗りをしています。

各仕上げ材を塗り、再び仕上げ材を塗るまで30分間隔を取って塗りました。

レザーの防水性の実験

各サンプルに水滴を2滴垂らして染み込み方の差を比較します。

~垂らして1分ほど~

レザーフィックスを使用したもののみ染み込んでしまっています。

~20分経過~

レザーフィックスは完全に染み込んでしまいました。

レザーコートはヌメ革の方で若干染み込みが進んでいますね。

スコッチガードはさすが、水滴は染み込んでいないように見えます。

~ふき取った後~

どれくらい染み込んだか、わかりやすいように水滴をふき取って比較してみました。

ほぼ上で書いた通りですが、ふき取るときに圧力がかかったせいか、スコッチガードでもヌメ革の方ですこし染み込みが出来ました。

私の重ね塗りに少しムラがあるのか、染色したサンプルの方が、ヌメ革サンプルより染み込みが浅かったです。

ただ防水性の傾向はしっかり見えてますね。

スコッチガード>レザーコート>レザーフィックス

こんな感じじゃないでしょうか。

染色したレザーの色落ちの実験

今度はウェットティッシュでサンプルをこすり、色落ちの度合いを確かめてみます。

各サンプルとも100往復こすってみました。

防水性の高かったスコッチガードも、仕上げ材ではないため色落ちは顕著でした。

レザーフィックスはこちらでもイマイチの結果。私の使いかたが間違ってるのか疑問に思うレベルです。

一方レザーコートは色落ちでも大健闘。100往復ではほぼ色落ちしていないといってもいいかもしれません。

最後にスコッチガードとレザーフィックスの重ね塗りは、塗り重ねた回数が他のものより必然的に2回多くなるため、少しは色落ちも改善したものの、レザーコートに負ける結果でした。

まとめ

防水性は高い方から順に、スコッチガード、レザーコート、レザーフィックス。

色落ちは効果が高い方から順に、レザーコート、スコッチガード・レザーフィックスほぼ同率。

このような結果になりました。

個人的にはレザーフィックスの方を好んで使ってたんですが、単体で仕上げを考えた場合、レザーコートの方が優秀なのかも知れませんね。

またヌメ革には使わないでと書いてあったスコッチガードも、革の硬化とかも含めて大丈夫そうなので、一応使えそうなんじゃないかな。

仕上げ材はまだ他にもあるのと、オイルレザーなどもともとの防水性が高いものもあるので、最強の組み合わせはまだ見つけられるかもしれません。

しかし今回はくしくもサンプルを作っていないレザーコート+スコッチガードが最強かもしれないという感じです。

結局レザーフィックス対レザーコートみたいになってしまったので、今回できなかった組み合わせについては、いつかできたらいいなと思っております。

防水を考えたアイテム設計を考えている方は是非参考にしてください。

写真で見る浅草橋・蔵前の革問屋情報&マップ

レザークラフト用品を扱う問屋が数多く存在する街、浅草橋と蔵前。

そんな革問屋、金具問屋の取扱品目や私なりの口コミを、店舗内の写真を交えてお送りします。

なんと革問屋編と金具問屋+その他資材問屋編の二部構成。

革問屋編の今回は10店舗を一挙紹介!どこに行けば自分のほしいものがあるかきっと見つかるハズ。

 

金具問屋+その他資材問屋編はこちら

 

浅草橋・蔵前の革問屋&金具問屋マップ

青の印がついているのが革問屋・レザークラフトショップで、橙の印が金具問屋、緑がその他の資材問屋です。

マップが広範囲に渡るため番号が隠れていたりするので、印刷する場合はお好みの倍率に指定してご使用ください。

※日曜、祝日は休みのお店がほとんどなので、平日か土曜日に行くことをおススメします。

では浅草橋駅に近い場所から革問屋を1件ずつ紹介していきます!

And Leather浅草橋本店

浅草橋駅最寄りのレザーショップはAnd Leather浅草橋本店。

駅から徒歩1分程度で着く立地で、レザー、金具、レザークラフト用品、革ヒモ、コンチョが揃います。

入口がこれだけ解放されているため、非常に入りやすいです。

この場所は2016年9月まで系列店のAnd Shoesという靴販売のお店でしたが、立地もいいためか本店がこちらになりました。

私が訪れたのは移転して間もない頃だったので、店舗のレイアウトが変わっているかも知れません。

入って右側には筒状に丸められたレザーと決められたサイズにカットされたレザーが置かれています。

左側にはチャームやマグネ、ヒネリが十分なバリエーションで揃っています。

2階には凄まじい数の革ひもと、奥には数は多くはないですが大きめのレザーが並んでいます。

レジ前にはインポートものの珍しいコンチョが数多くおいてあり、見ているだけで楽しい気持ちになります。

ちなみにコンチョ類はAnd Leatherアネックス日暮里店にも置いてあります。

And Letherは浅草橋に4店舗、日暮里に2店舗ありますが、全店で使える有効期限なしのスタンプカードがもらえます。

300円で1ポイント、スタンプが50個貯まると1000円の割引が受けられます。

店舗:And Leather浅草橋本店
住所:東京都台東区浅草橋1-21-1 1F/2F
電話:03-6821-9511
営業時間:平日・土曜:AM10:00~PM7:00
日曜・祝日:AM10:00~PM6:00


タカラ産業株式会社

s-DSCF7512

先ほどのAnd Leather浅草橋本店の

豚スウェードや鹿革レースなどの革ヒモ、栃木レザー、染色用品に強いお店です。

タカラ産業オリジナルの品質の良い栃木レザーを手に入れることができます。

1階には大量の革と豚スウェードの革ヒモが陳列されています。

s-DSCF7515

2階ではレザークラフト用品を販売しています。染料や仕上げ剤関連の品揃えが充実してます。

色見本が豊富に用意されているので、欲しい色が選びやすいです。染色用の器や刷毛も各種揃ってます。

s-DSCF7521 s-DSCF7522 s-DSCF7523

刻印も充実した品ぞろえです。このレベルで品揃えしているのは浅草橋・蔵前ではタカラ産業・レザーメイトさとう・アルファエルの3店舗くらいかな。

s-DSCF7524

革の販売だけでなく、レザークラフトの教室もおこなっているみたいなので興味のある方は下の店舗リンクからどうぞ。

店舗:タカラ産業株式会社
東京都台東区浅草橋1丁目21番3号 タカラビル
電話:03-3863-7878
営業時間:月~土:AM9:30~PM6:30
日曜祝日不定休


And Leather浅草橋店

s-DSCF7518

タカラ産業のほんのすぐお隣にあるのがAnd Leather浅草橋店。

浅草橋店はとにかく安いという特徴があります。革ハギレのアウトレットをコンセプトにしたこの店舗は500円均一、1000円均一などキリのよい数字で商品を販売しています。1000円均一のクラスになると鞄が作れるくらい大きな革もあります。

ヌメ革のハギレも売っていて、初めて染色に挑戦する時ここで2デシ程度のヌメ革を100円で買いました。

本店でハンドクラフト用品を買って、浅草橋店で安く革を揃えるってのもありですね。

もちろんリピーターにうれしいポイントカードシステムありです!

店舗:And Leather浅草橋店
住所:東京都台東区浅草橋1-27-3
電話:03-3865-8017
営業時間:月~土:AM10:00~PM7:00
祝日:AM10:00~PM6:00 日曜定休


outlet leather ABC(アビチ)

こちらも革のアウトレットをうたったお店です。

店頭には780円という激安価格で大きなサイズの革が並んでいます。

ただアウトレット革だけでなく、店内には値段も品質も高めのレザーや、芯材、少し種類は少なめですがハンドクラフト用品も置いてあります。

個人的には爬虫類系(特に蛇革)の品揃えが他店より充実している印象を受けました。

何に使ったらいいかわかりませんが、オーストリッチの羽なんかも販売しています。

ネットショップもされていますので、気になる方は下の店舗リンクよりどうぞ。

店舗:outlet leather ABC(アビチ)
住所:東京都台東区浅草橋1-34-5
電話:03-5820-3785
営業時間:AM9:30~PM6:00
定休日:盆・正月以外無休


And Leather浅草橋西口店

s-DSCF7496

こちらのお店は店内の革が色分けされて陳列してあるため非常に買い物をしやすいです。

浅草橋店より価格はアッパーですが、50デシ以上ある上質なレザーが数多くあるので、大きめのアイテムを作るときに利用するといいです。あと手縫い糸のエスコードも多く品揃えしてますね。

s-DSCF7499

またこちらの店舗で魅力的なのはエキゾチックレザーの取り扱いが種類が他店よりも多いことです。エイ・リザード・サメ・カエル・クロコダイルなど通好みのレザーを購入できます。

s-DSCF7497 s-DSCF7503

こちらももちろんポイントカードシステムありです!

店舗:And Leather浅草橋西口店
住所:東京都台東区浅草橋1-24-5
営業時間:月~土:AM10:00~PM7:00
祝:AM10:00~PM6:00
日曜定休日


STYLE LEATHER CRAFT

外観がオシャレなSTYLE LEATHER CRAFTは特に女性におススメなお店です。

晴れていたのでお店の前には大量のベビーシューズが並べられていました。

花びらの形をしたチャームはサイズ別・色別にこんなにたくさん陳列されています。

既製品も壁一面にレイアウトされ、アクセサリー制作にうれしいチャームやターコイズも大量に揃えられています。

オリジナルのデザインのゴム製スタンプも置いてありますよ。

地下一階には大きなサイズのレザーが吊るされているのと、その横にはミニチュアシューズやミニチュアバッグが作れるキットや、レザーのメッシュバッグが作れるキットが販売されています。

天井から床まであるこのサイズのレザーは、問屋街といえどなかなかお目にかかることはできません。

ネットショップもありますので下の店舗リンクからどうぞ。

店舗:STYLE LEATHER CRAFT
住所:東京都台東区浅草橋1-13-4
電話:03-5809-1112
営業時間:平日:AM10:00~PM7:00
定休日:土曜・日曜・祝日(土曜はサプライズ営業あり)


レザーメイトさとう

大通りから一本外れた道にあるのがレザーメイトさとう。これまで紹介した店舗とは反対側に位置します。

レザー・糸・染料・コンチョ・レザーカービング用品・教本に至るまでバランスよくレザーに使う道具を置いている印象のレザーショップで私のイチオシです。一店舗で揃えたいならここがおススメです。

トップで使っている画像のヌメ革はぎれはここの写真で、ドバっヌメ革がかごに盛られているところが革問屋ならではです。

ちなみにこのサイズで2000円です。

画面左には刻印一式とシェイプパンチ、他店ではなかなか見ないサイズ別のヒシ目打ちも置いてあります。

奥にはハンドクラフトに必要な道具が一式並んでいます。

仕上げ剤の種類は問屋街でもかなり充実しています。横には仕上げ剤別の仕上がり見本が置いてありました。

手縫いに使う麻糸も他店を凌ぐ品ぞろえを誇ります。問屋街でこれだけ糸の取り揃えがあるのは、ここと最後に紹介する大戸糸店に絞られます。(なぜかこの写真だけどうしても縦にならないのでご勘弁を・・・)

また教本の数も圧倒的に多いです。

教本をこのレベルで置いているところは結構少ないです。特に定番の教本から最近のレザークラフト雑誌までバランスよく取り揃えがあるのが魅力的です。教本は定価の1割引きで購入できます。

過去3回訪問し買い物をした中で2回協進エルのカタログがおまけでもらえました。他店だとカタログを500円で販売しているのですが、こちらだと新しいカタログが出たのでどうぞと頂きました。タイミングと運が良ければカタログがもらえるかも知れませんね。

店舗:レザーメイトさとう
住所:東京都台東区柳橋2-8-5
電話:03-3866-0166
営業時間:月~土:AM9:30~PM6:00
定休日:日曜・祝日


アルファエル(協進エル)

レザークラフトをしていて知らない人はいない、かの有名な協進エルの小売店です。

染料も数多く取り揃えられ、基本的なハンドクラフトの材料は一通り購入することができます。

刻印や打ち具も充実しています。

ハンドクラフト用品の品揃えは豊富ですが、実際のレザーの展示販売は多くありません。ただ同じ建物内に在庫しているため、展示していないレザーもカタログから注文する形にはなりますが取り揃えはあります。

店舗:アルファエル(恊進エル)
住所:東京都台東区鳥越2-10-8
電話:03-3866-3221
営業時間:月~土:AM9:00~PM5:00
定休日:土曜・日曜・祝日


株式会社大戸糸店

革自体の販売ではなくレザーのクラフト用品の品揃えが素晴らしいのが大戸糸店。

レザークラフト好きならいろんなものが揃いすぎててワクワクする品揃えがあり、今回の中でもおススメの店舗です。

店舗名から分かる通り、もともと糸の商いを生業とするお店です。だからこそ糸類の取扱いの充実ぶりには脱帽です。

ミシン糸のビニモやシニュー糸といった他のお店ではあまりお目にかかれない商品も販売しています。

もちろん大きいサイズの麻糸も太さ別、色別で多数販売しています。

革の汚れ落とし用の製品や接着剤のバリエーションが凄まじいです。

糸のほかにコバ処理剤のバスコや染料なども取り揃えがあります。

麻専門店ラミノの店舗移転により、浅草橋エリアでレザークラフト用に糸をメインで扱うお店が他にないのと、マニアに嬉しい充実の品揃えのため、浅草橋に買い物にくるならずいぶん遠いですが一度来てみることをお勧めします。

徒歩だと新御徒町駅からは5分、都営浅草線蔵前駅からは9分、浅草橋駅からは12分です。

ネットショップもしているので是非下記店舗リンクよりどうぞ。

店舗:大戸糸店
住所:東京都台東区三筋2-11-2
電話:03-3863-0010
営業時間:月~土:AM9:00~PM6:00
定休日:土曜・日曜・祝日


丸十株式会社

丸十株式会社外観
(写真は「奈良に住んでみました」さんから拝借しました)
今回写真撮影が漏れたので一番最後のご案内です。

レザークラフト用品のほか、革ひもを多く取り揃えています。

浅草橋駅から行くと微妙に遠いのと、革ひものバリエーションは他店とも重なる部分もあるため、蔵前エリアで金具をメインに買い物をするときに利用されてはどうでしょう。

店舗:丸十株式会社
住所:東京都台東区蔵前4丁目3−4
電話:03-3864-0491


最後に

撮影にご協力いただいたお店の方々ありがとうございました。

今回は浅草橋・蔵前の革問屋、レザークラフトショップを10件紹介しました。
でもまだまだ終わらない問屋レビュー!
第二部では浅草橋・蔵前の金具問屋とその他の資材を扱う問屋を9件紹介します。
金具問屋はそれぞれ取り扱いに個性があるため、作りたいものがある場合は目的をもっていくといいです。

↓金具問屋・その他資材問屋編

写真で見る浅草橋・蔵前の金具問屋+その他資材問屋情報&マップ

レザークラフト用品を扱う問屋が数多く存在する街、浅草橋と蔵前。

第二弾の今回は金具問屋とその他資材を扱う問屋の取扱品目や私なりの口コミを、店舗内の写真を交えてお送りします。

前回の革問屋編との二部構成でお送りするこの企画。

金具問屋+その他資材問屋編の今回は9店舗を一挙紹介!どこに行けば自分のほしいものがあるかきっと見つかるハズ。

 

革問屋編はこちら

 

浅草橋・蔵前の革問屋&金具問屋マップ

青の印がついているのが革問屋・レザークラフトショップで、橙の印が金具問屋、緑がその他の資材問屋です。

マップが広範囲に渡るため番号が隠れていたりするので、印刷する場合はお好みの倍率に指定してご使用ください。

※日曜、祝日は休みのお店がほとんどなので、平日か土曜日に行くことをおススメします。

では浅草橋駅に近い場所から金具問屋+その他資材問屋を1件ずつ紹介していきます!

MK PLUS+

株式会社エムアンドケイヨコヤの小売店で、レザーに使う金具一式、芯材、ファスナーなどを販売しています。

浅草橋・蔵前エリアの金具屋さんは基本土日休みで買いに行けませんが、ここは土曜日営業やってます。

印象としては、まんべんなくいろんな種類の金具を置いている感じです。その中でもタッセルや引手は特にバリエーションが豊かな印象を受けました。オリジナルで作っている金具もあるので一度見てみると面白いと思います。

他の問屋さんにはあまりないですが、金具の使用例がわかる完成品が置いてあるので、これどうやって使うんだろうって商品も使うイメージがわきやすいです。

教本も数多く揃っていて、特にバッグ作成教本、小物づくり、がま口アイテムづくりの本が充実しています。

2階にいくと芯材やレザークラフト用品が置いてあります。ファスナーも結構おいてました。

芯材は特に取り揃えが多く、写真右側にもありますが、各芯材を使用した時のサンプルがあるためどの心材を使えばいいか分かりやすいです。

写真がどうしても縦になりませんが、取扱芯材表です。

店舗ホームページを覗けばラインナップが分かりますよ!

ネットショップがあるので遠くて買いに行けないって方は是非どうぞ。

店舗:MK PLUS+
住所:東京都台東区浅草橋2-1-9
電話:03-3863-2300
営業時間:平日・土曜:AM10:00~PM6:00
定休日:日曜・祝日


有限会社メタロキムラ

店内が非常に小さいことと、閉め切っていることもあり少し入りづらいですが、お気軽にお入りくださいの文字に後押しされます。

商品選びで悩んでいると気さくに声をかけていただきました。

ここはキーケース・キーホルダーなどの小物用の金具をメインにおいています。3連キーや4連キーなど、魅力的なバリエーションです。

ネットショップもありますので、以下の店舗へのリンクからご覧ください。

店舗:有限会社メタロキムラ
住所:東京都台東区蔵前4-3-3
電話:03-3866-6411
営業時間:月~金:AM9:00~PM5:00
定休日:土曜・日曜・祝日


株式会社角田商店

がま口アイテムを作るなら絶対に行きたいのが角田(ツノダ)商店。

がま口のバリエーションが素晴らしいだけでなく、店頭にはレザーも格安で置いています。

店内に入ると様々な種類のがま口が棚に収納されています。カバン用、ポーチ用、小物用、揃わないがま口はないのではないかと思う品揃えです。

初心者向けに口金と型紙のセットも置いているので、ここから始めるのもよいでしょう。

がま口アイテム作成で必須の道具類も一式置いてあります。

ネットショップもあるので下記の店舗リンクからどうぞ。

店舗:株式会社角田商店
住所:東京都台東区鳥越2-14-10
電話:03-3863-6615
営業時間:月~金:AM9:00~PM5:30
定休日:土曜・日曜・祝日


有限会社三洋商会

バッグ用のアイテムを揃えるなら三洋商会。ヒネリや引き手、マグネの品揃えが豊富です。

ヒネリはベーシックなものから見たこともないようなデザインが数多くあります。

ナスカン・がま口なども取り揃えがあります。

いろんな種類の持ち手もありますよ。

ファスナーも種類は多くないですがこのくらいはあります。

ネットショップは休止中のようです。商品番号をファックスなどで伝えれば注文できるみたいですので、気になるものがあれば写真を撮らせてもらうといいです。

店舗:有限会社三洋商会
住所:東京都台東区三筋1-1-17
電話:03-3851-5144
営業時間:月~金:AM9:00~PM5:30
定休日:土曜・日曜・祝日


有限会社おぎはら

おぎはらはナスカンや丸カンなどの付属金具が非常に豊富です。

初めて見ましたが三角カンなるものも置いています。

がま口は5つくらいまとめて入ってますが、もちろん1個から購入できます。

ナスカンも数えきれないくらいあります。

ネットショップはありませんので実際にお店に足を運ぶことをお勧めします!

店舗:有限会社おぎはら
住所:東京都台東区三筋1-1-14
電話:03-3863-1145
営業時間:月~金:AM9:00~PM6:00
定休日:日曜・祝日(土曜不定休)


株式会社横谷

横谷は個人的な感想としては、まんべんなく揃えていてかつ安いというイメージです。

チェーン・ヒネリ・ナスカン・飾り金具・口金とだいたい揃ってます。

クラウゼ社のバインダー金具も置いてました。角田商店でも見ましたが、実はこれを置いてるとこは結構少なくて、探すのに非常に苦労します。「クラウゼ バインダー金具 店舗」とかで検索しても一切出ないので、これで探している人が見つけられるようになればいいなと思います。

ちなみに写真のシステムバインダー金具、バイブルサイズだとネット最安のレザークラフトドットジェーピーでも税抜880円するんですが、横谷では税抜585円程度で購入できました。

さすがに300円程度違ってくるとは驚きの安さですね。

横谷にはこの辺の店舗では唯一、専用の駐車場を持っています。路上駐車場しかない場所なので、お金のかからない専用駐車場があるのはありがたいですね。
ネットショップはありませんので店舗に行ってみましょう。ただ商品のラインナップが載ったカタログはホームページで確認できますので、店舗へのリンクからどうぞ。

店舗:株式会社横谷
住所:東京都台東区三筋1-17-8
電話:03-3861-1031
営業時間:月~金:AM9:00~PM5:00
定休日:土曜・日曜・祝日


有限会社柳場美錠店

店名にも入っている通り美錠の取扱が多いお店で、真鍮製の金具のラインナップが素晴らしいです。。

美錠が分からない人に説明すると、ベルトとかについてる長さ調節するときの金具です。

店内は広くはないのですが、美錠やカン、キーホルダー金具に真鍮製のオリジナルの釣り針など、他にも個性的なアイテムが所狭しと並んでします。

入口も閉められていて、狭いこともあり微妙に入りにくいですが、ネットショップも店舗ホームページもありませんので、だからこそ地図を頼りに実際に行ってみて商品を確かめてみることをお勧めします。

店舗:有限会社柳場美錠店
住所:東京都台東区三筋2-1-8
電話:03-3862-3521
営業時間:月~金:AM9:00~PM5:00
定休日:土曜・日曜・祝日


Kファスナー


(写真は「こんなにいっぱい!」 都内の生地屋さん・手芸材料店 まとめ 【50店以上】より引用)

ファスナーのコンビニとも表現されるKファスナーはYKKの特約店(正規代理店)としてYKK商品をはじめとした様々な商品を取り扱っています。

主な取り扱い品はファスナー、マジックテープ、引き手、バッグなどに使う裏生地です。

私は行けなかったのですが、ファスナーが山積みになっているようで非常に興味があったため、行けなかったことが悔やまれます。

ネットショップはないため店舗に行ってみましょう!

店舗:Kファスナー
住所:東京都台東区蔵前4-10-3-1F
電話:03-3861-8871
営業時間:月~金:AM9:30~PM5:00
定休日:土曜・日曜・祝日


MOKUBA

レザークラフトというか手芸用ですね。

MOKUBAは高級リボンメーカーとして世界的に名高い株式会社木馬が運営するブランドです。

蔵前には本社とショールームが設けられており、信じられないくらい多くのリボンを目にすることができます。

もちろん見るだけでなく1m単位から買うことができるので、レザーアイテムにリボンやレースを使いたいという方は立ち寄ってみるといいと思います。

ただ昼休みの時間は営業してないので注意してください。

ネットショップはありませんので、是非足を運んでみてください。

店舗:MOKUBA
住所:東京都台東区蔵前4-16-8
電話:03-3864-1011
営業時間:月~金:AM9:00~PM0:00・PM1:00~PM5:30
定休日:土曜・日曜・祝日


最後に

撮影にご協力いただいたお店の方々ありがとうございました。

今回は浅草橋・蔵前の金具問屋7件と、その他資材の問屋を2件紹介しました。
金具問屋はそれぞれ取り扱いに個性があるため、作りたいものがある場合は目的をもっていくといいです。
革問屋編と金具+その他問屋編に分けてお送りしましたが、凄まじいボリュームになりました。
全てを回るにはまるっと1日くらいは掛かる覚悟が必要ですが、この記事を参考に訪れてもらえれば幸いです。

革問屋編はまだ読んでないって方は是非前の記事もご参考に。
↓革問屋編

トコノール茶色は必要?コバに着色できる?使い道と効果を検証!

s-dscf0433

手作りアイテムの出来を決めるうえで重要な役割を担うのがコバ。

既製品だと薬品で処理されがちなだけに、ハンドメイドアイテムの価値を決める大きな判断材料となります。
そんなコバを整えるための必須アイテムの一つとして、床処理剤があげられます。
床処理剤は各メーカーから出されていて、有名どころとしてトコノールを思い浮かべる人も多いと思います。

でもそんなトコノールに「茶」や「黒」のカラーバリエーションがあることをご存知ですか?
今回はトコノール(茶)が通常のトコノールとどんな差があるか、どんな時に使ったらいいのかをピックアップします。

トコノールってどんな製品?

定番のトコノール同様に天然ワックスを配合し、コバ・床面の毛羽立ちを押さえ、美しく丈夫に仕上げるための仕上材です。

糊成分により革の毛羽立ちを抑えるだけでなく、ワックスを配合していることにより、糊成分がはがれないように保護し、革の品質をより長期間保つことができます。

と、ここまではレザークラフトをしている人間ならなんとなく知ってる内容かもしれませんが、じゃあ茶色ってどんな時使うのって知ってる人は結構少ないんじゃないでしょうか。

そこで買ってみました、トコノール茶!

 

トコノール 茶の使い方について

使用の仕方的な意味では無色のトコノールと同じですが、知りたいのは色がついていることによって着色の効果がどれ程あるのかということです。
今回はヌメ革と芯通しされた革のコバを磨くことによって効果を確認してみました。
ちなみに芯通しとは染色する際に革の内側(芯)まで染色された革のことを指します。

それではトコノール 茶いざ開封!

s-dscf0437

写真は少し明るくなってしまいましたが、実物はもう少し暗めな色の印象です。

それではここから無色のトコノールでコバを仕上げた場合と、茶色のトコノールで仕上げた場合を比較します。
ちなみにコバ処理に使用したのは無料型紙&作り方でも紹介しているシステムバインダーです。興味のある方はこちらも是非。

【バイブルサイズ】システムバインダーの作り方&無料型紙【前編】

 

1.トコノール 無色

s-dscf0441

 

2.トコノール 茶

s-dscf0440

 

写真のものは上に来ている革がヌメ革、下に来ている方が芯通ししたタンニン鞣し革です。

結果は微妙に色が着きました。縫い合わせてある2つの革の色が違うため、1つの色になればいいなと思い使用してみましたが、そこまでの効果はないようです。

では芯通ししてある革のみに使う場合はどうでしょう?

 

1.トコノール 無色

s-dscf0452

 

2.トコノール 茶

s-dscf0450

 

こちらでは無色のものより茶を使用したほうが、より色合いが統一されアイテムが引き締まっているのがわかります。

 

まとめ

以上の検証結果から、コバにトコノール茶を使うならこのようなことが挙げられます。

 

1.色合いの違う2つの革を縫い合わせた場合、それを統一し1色にするほどの着色効果はない

2.ヌメ革に使うと自然な茶色いコバは表現できる

3.トコノールの色と同系統の色で芯通しした革に使うと、よりまとまりが出てアイテムを引き締められる

 

小物などでコバを際立たせるデザインの場合、無色ではなく茶色でコバを仕上げてみるのも1つの手かもしれませんね。

今回はトコノール 黒は使用しませんでしたが、効果のほどについは茶と同程度だと考えます。

コバスーパーなどのコバ処理剤に頼らず、トコノール茶で自然なコバを演出したい方は是非お試しください。

[amazonjs asin=”B017X8GKZA” locale=”JP” title=”レザークラフト用 床面仕上剤 トコノール 120g 茶”]

使わなくなったレザーバッグを分解して分かった鞄づくりの8つの技術

s-dscf9944

もう使わなくなった製品。それは生きた教材であり、初心者にとっては技術の宝庫です。
普段は何気なく捨ててしまうものでも、分解することで最後までその役割を果たしてくれます。
しかも本革が使われている場合、上手に切り取れるとハギレもゲット出来て一石二鳥。

今回は使い古してボロボロになったレザーのバッグを分解することで見えてきた、既製品ならではの細かい技術を紹介していきます。

 

分解から見る既製品バッグの技術

まずは今回分解するバッグの紹介!
s-dscf9947

SANT MARIO’Sというブランドです。

妻がずいぶん前に昔にプレゼントされたものらしく、私としてはあまり知らないブランドです。

 

後ろはこんな感じ。
s-dscf9951

肩紐や底のボロボロ具合は伝わるんじゃないでしょうか。

バッグさんお疲れ様でした。それでは遠慮なく分解させていただきます。

それでは項目ごとに写真を使って紹介していきたいと思います!
どの技術もレザーアイテムを作るうえで、完成度の向上を目指すのなら知っておいた方がいいものばかりです。

 

1.バッグ上部の補強

硬い革で作れば話は別ですが、柔らかめのレザーを使って鞄を作る場合、上部がへにゃへにゃになってしまいます。

s-dscf9956

芯材は上部のみに付けることで、しっかりとバッグの形を保持できるようになります。

ちなみに芯材も何もせずにバッグを作るとこうなります(笑)。(初心者時代の失敗例)

s-dscf0195

 

2.底面の芯材について

もちろん底にも芯材は必要です。底には他の芯材とは違って、硬いタイプの芯材を使うのが普通です。

今回分解したものについては、初めて見ましたがゴムを使用していました。使用意図はやはり弾力が他の素材に比較して富んでいる上に、厚みがあり丈夫だからでしょう。

s-dscf9958

 

3.マチ部分の革の部位選びについて

今度は大型のアイテムを作る時に使用するレザーの部位についてです。

写真を見ると左側のマチ部分と、右側の正面のパーツでは革のシボの細かさが違うのが分かります。

経年劣化でマチにはシワが多くなっているのでしょうが、おそらくマチに選んだパーツの方がベリー(腹)寄りだったのではないでしょうか。

ベリーはベンズと比較して柔らかいので、表面のパーツの中でも伸縮する頻度が大きいパーツに使ったことが推測できます。

s-dscf9960

 

少しアップした写真も用意してみましたので、是非クリックして見比べてみてください。
s-dscf9961

だからと言って、ベリーをあまり負荷のかかるところに使うと耐久性的に難があるので、使うとしてもなるべくベンズに近い部分がいいと思われます。

 

4.ファスナー部分の3つの処理について

この部分が今回一番大きな収穫でした。

今までファスナーは革の一部を長方形に切り抜き、そこに長さぴったりにそろえたファスナーを当てる形で作っていました。

でも既製品のファスナーってこんな感じでコバの部分が見えないように折り返してあるんです。

s-dscf9962

 

ファスナーをはがして裏側を見てみるとこんな感じです。

表のレザーで後ろの芯材を覆っていました。

力がかかる部分には必ず芯材で補強が施されています。
s-dscf9964

 

縫い合わせるだけでなく、レザーと芯材をテープで貼り付けているようです。

写真を撮り忘れていましたが、ファスナーも特に長さ調節はしていませんでした。

両端ともファスナーは切り込みを入れた範囲から飛び出していました。
s-dscf9966

 

ちなみにこのように切れ込みを入れると、綺麗に折り返しの処理が出来るようです。

s-dscf9968

 

5.革の強度の補強について

フタになる部分はマグネットを使用して開閉する仕組みになっていました。

フタを作る場合はどうしても開閉で力がかかります。薄い革だと伸びてしまうかもしれません。

なのでこのバッグのフタ部分は非常に分厚く、硬く、頑丈に仕上げていました。

s-dscf9970

分厚い革を使用していたのかと思いきや・・・

s-dscf9971

開いてみると重なる芯材たち。上部分は型紙が2枚、下部分には他の芯材が1枚使用されていました。

大きなアイテムを作る場合、このように一部分だけ硬さを変えたいってことが出てきます。

同じ色で違う分厚さの革を揃えるのは結構大変なので、こういった工夫で乗り越えられるようです。

 

6.合皮の使い分けについて

内袋以外は全て本革が使われているのかと思っていましたが、目につきにくいフタの裏部分のみ合皮が使用されていました。少しでも本革の使用を抑えることで価格的なメリットを出しています。

s-dscf9972

 

内袋も原材料費を安く抑えるために合皮が使用されています。

s-dscf9973

割と上質に見える合皮を使用すれば、製品全体がレザーで作られた高級品であるかのように見せられます。

布で内袋を作るのと、合皮で作るのとでは大違いです。

 

7.持ち手の芯材について

持ち手の芯材にまさか木材が使われているとは思いませんでした。

ただしさすがは木材、かなり頑丈でした。こういうのもアリですね。

s-dscf9974

 

8.玉縁について

画像で赤く丸を付けている部分に施されているのが玉縁です。これをすることによって革と革の間から縫い穴や糸が見えなくなり、また見た目にもアクセントになるため全体的に引き締まります。

s-dscf9944-2

 

まとめ

カバン1つ取ってみてもこんなに多くの着目点を見つけることが出来ました。
どの技術も高品質、低価格を実現するには必須の技術なのではないでしょうか。

個人的に感じたのは全体的に補強が結構多いということでした。
やはり日々使うものとして耐久性を重視させる工夫は必須ということでしょう。

いかがでしたでしょうか。
みなさんも手持ちのもので必要なくなったレザーアイテムがあったら、是非一度分解してみることをお勧めします。

【レザーブランド紹介】MOTHERHOUSE~大人なレザー~

 

レザーブランド紹介第3弾!
レザー大好きの私がどうしても紹介したいブランドを紹介するこのコーナー。
先日私好みのシンプルかつ大人なデザインのレザーアイテムを売ってるお店を見つけました。
店員さんの話を聞いたり、お店に置いてある紹介の説明文を見て、コンセプトにも心を動かされたので紹介してみます。
紹介にあたってホームページでいろいろ情報を集めましたが、知れば知るほど好きになる、夢のあるブランドです!
ちなみに使用画像はホームページより拝借いたしました。

MOTHERHOUSEはどんなブランド?

16_0630_airy_jute_bp_mm

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という思いから生まれた、今年で10周年を迎えたブランドです。

最大の特徴としては、途上国にある現地の魅力的な素材を使った製品作りが挙げられます。

MOTHERHOUSEは海外に3つの拠点があるのですが、

バングラディッシュ・・・レザー、ジュート(黄麻)

ネパール・・・カシミア、シルク

インドネシア・・・銀細工…素材じゃないけど独自の伝統技法です!

この3つの国の独自の素材、技術を活かした製品づくり、これがMOTHERHOUSEの魅力の一つです。

 

MOTHERHOUSEのレザーアイテム

レザーブランド紹介として取り扱ってますが、MOTHERHOUSEではレザーアイテム以外にもストールやシルバーアクセサリーも販売しています。

ただレザーブランド紹介のサイトなのでレザーのことをメインに書いていきましょう。

MOTHERHOUSEではバングラディッシュの主要産業である牛革加工によって産みだされたレザーと、ジュートと呼ばれる糸を使用することで独自のブランドを展開しています。

ちなみにジュートというのは黄麻と言う熱帯・亜熱帯で育つ植物の別名で、植物から取った繊維を使用し糸にしてるようです。コーヒー豆を入れる袋がジュート製だったりします。

 

シンプルなデザイン

基本的にMOTHERHOUSEの製品はものすごい凝ったデザインということはありません。

全てが手作りで緻密な作りだからこそ、素材がいいからこそ活きるシンプルなデザイン。

シンプルだからこそ発揮される素材の力。これが全面に押し出されています。

motherhouse2016-07-31_103148

レザーハナビラハンド  ¥29,160

 

motherhousemg12500_feature_01

イチョウトート  ¥42,120

 

レザー以外の製品

ネパールで作られているストールは1つ1つ手染めで作られています。

2016-07-30_224852

クサキゾメグラデーションストール  ¥15,120

 

インドネシアの作られるジュエリーは「フィリグリー」と呼ばれる技術を用い作られています。

銀を糸のように細くして模様を作り、それらを溶接でつなぎあわせながら形にしていくジュエリー技術で、日本では銀線細工というようです。

motherhouse2016-07-31_104204

夕涼み  ¥32,400

 

MOTHERHOUSEのこだわり

実はこの項目が最も読んでほしいとこなんです。

現地で加工しているというところです。
途上国で加工というと、どうしても経費削減というイメージが最初に湧いてきますがMOTHERHOUSEに関してはそこが全く異なります。

「途上国にある資源を使って、先進国でも通用する商品をつくり輸出する」

そうすることで経済の基盤を確立し、貧困者を継続的に支援することが出来る。
もちろんこれを実現するのは容易なことではなかったでしょう。

その内容はホームページのウェブマガジンで知ることができます。

motherhousedrawthefuture
ウェブマガジン:Draw the Future-マザーハウスの歩み- 誕生前夜から自社工場が出来るまで

このウェブマガジンでは代表兼デザイナーの山口絵里子氏が会社を立ち上げるキッカケとなった思いや、設立までの苦難の道のりが読めます。
全部読みましたけど、ほんとドキュメントですね。

大変だけど情熱をかけて夢を追いかけるっていいなあって思います。

 

豊富なイベント

motherhousemain2

MOHTERHOUSEの更なる特徴としてイベントの多さが挙げられます。
1つは海外の生産拠点訪問ツアー。
MOTHERHOUSEでは定期的にHISと共同、生産現場を訪問するツアーが組まれています。
MOTHERHOUSEの製品を作っている現場を訪問して、実際に自分でものづくりの体験をします。
ものづくりを肌で感じ、発展途上国の現実を知ることができるツアーです。

もう1つはサンクスイベントという、毎年行われるお客様感謝イベントです。
10周年となる今年は3日間に渡って開催するようで、私も参加しようと思っています。
内容としてはワークショップであったりトークショーであったりします。

こういったイベントがあるからこそ、生産現場、販売店、客の距離が縮まって、多くのファンを産みだしているのだと思います。

 

まとめ

「途上国から世界に通用するブランドを作る」
MOTHERHOUSEが目標とする一文は決して簡単なことではないことでしょう。
そのことはMOTHERHOUSEの歩みを調べたり、この記事を書くにあたり情報を集めているうちに、現実味を伴って私に語りかけてきました。

レザーアイテムの生産拠点であるバングラディッシュでは、革のなめしによる深刻な環境汚染が問題になっています。
でも、彼らはそれを改善するだけの資金も術も持っておらず、環境と自らの健康を犠牲に仕事をし続けています。

この記事を通じてMOTHERHOUSEに興味を持ってもらい、製品を買ってもらい、それが少しでもMOTHERHOUSEが行う途上国の支援に繋がればと思います。

【金具無し】剣先ベルトの作り方

s-CIMG2710

キーケースしかりブックカバーしかり、身の回りには2つ折りや3つ折りにして使うアイテムばかりです。
折り曲げて使うアイテムは、必ずと言っていいほど開かないようにするために表と裏を留めるパーツが使われます。

そうベルトです!

もちろんデザインによっては金具を使うことも有りだと思いますが、もしスタイリッシュで大人なアイテムを作りたいなら、金具を使わない剣先ベルトが最適です。

今回はベルトを使った製品づくりに役立つ、金具を使わない剣先ベルトの作り方について解説します。

剣先ベルトの作り方

剣先ベルトは大きく分けて2つのパーツで構成されています。
1つはメインとなるベルト、もう1つはそのベルトを留めるパーツです。
1つずつ説明していきます。

写真はクリックで大きくなるので、わからないときはぜひクリックしてみてください。

ベルトパーツを作る

今回は剣先ベルトキーケースの作り方&無料型紙で使用しているベルトを参考に説明します。

 

1.パーツを切り出す

s-CIMG2685

ベルトにはこの4つのパーツを使用します。

長いパーツはベルト本体で、表と裏で長さが違います。

短いパーツはベルトの取っ手部分です。

各パーツ1つだけでも作ることは可能ですが、薄めの革を使用しているため、それぞれ2枚ずつ使用しています。

 

2.ベルト本体を貼り合わせる

この2つのパーツ、実は長さが5mm程違います。

s-CIMG2686

 

これをそのまま端から貼り合わせると、長さの差分だけずれてしまいますので、

下の写真のようにまず両端を貼り合わせます。

s-CIMG2688

 

その後このように折り曲げながら貼り合わせていきます。

s-CIMG2654

 

3.取っ手パーツを作る

s-CIMG2689

まずは単純に貼り合わせます。

そして貼り合わせた部分のみ縫い穴を開けます。

s-CIMG2690

 

4.ベルト本体と取っ手をつなげる

これは形にもよりますが、今回はベルト本体と取っ手の先端をピッタリ合わせて貼り合わせました。

その後に全体に穴を開けていきます。

s-CIMG2691

 

5.ベルトパーツを完成させる

あとは縫っていくだけです。

取っ手パーツの端部分から縫い進めていきます。

ここから縫い始めるとスムーズに1度で縫いきれます。

s-CIMG2692

 

取っ手パーツの反対側の端まで来たら、取っ手とベルト本体を一緒に縫い合わせます。

補強のためにこの部分は2重で縫っておいた方がいいです。

s-CIMG2694

 

その後剣先をぐるっと縫い合わせ、最初に縫い始めた取っ手部分まで到達したら、今度はベルト本体パーツだけを縫っていきます。ここの取っ手とベルトの縫い合わせも2重で行います。

s-CIMG2696

 

端までぐるっと縫っていき、折り返していきます。

s-CIMG2697

 

このまま最後(取っ手パーツ手前)まで縫い進めて、このような形になれば完成です。

s-CIMG2698

 

6.ベルト本体を表面の革に縫い付ける

切り込みにベルトを差し込み、穴をあけ縫い付けます。

すでにベルトパーツのみで縫っているため、丸ギリで穴を開けます。

補強のためにベルトパーツ横側にも穴を開けて縫います。

s-CIMG2701

 

裏側になるため、縫い終わりは普通に2重結びで終わりました。

s-CIMG2702

 

ベルト留めパーツを作る

ベルト留めパーツは折りたたむだけなので超簡単です。

 

1.革を折りたたむ

薄い革で作っているため、強度を出すために折りたたみます。

写真のように真ん中に折りたたんでもいいですが、片方を多めに被せるように折りたたんでもいいです。

s-CIMG2679

 

完成するとこのような見た目になります。

s-CIMG2680

 

2.ベルト留めを表面に使う側に差し込む

ベルト製品を作る場合は写真のように、表面の革に切り込みを入れたうえで、そこに差し込む必要があります。

切り込みの長さはベルト留めの幅+分厚さです。

s-CIMG2705

 

差し込んだらベルトパーツを通し、キツすぎず、緩すぎずに調整します。

 

s-CIMG2704

 

作品が異なりますが、この状態で裏側を荒らし、ベルト留めと表面の革の床面と接着します。

s-CIMG2656

 

s-CIMG2659

 

3.ベルト留めを表面の革に縫い付ける

あとはベルト留めを縫い付けます。

まず切り込みを入れている場所に丸ギリで穴をあけます。

その後、外側に向かって好みの長さまで菱目打ちを打ちます。

s-CIMG2706

 

あとは縫うだけです。

s-CIMG2709

 

完成

この状態で完成です。

s-CIMG2710

ただしこれだと裏から見ると縫いしろが丸見えなので、この方法を使用する場合は裏側にも革か布を縫って、縫いしろが見えない設計にする必要があります。

そうすると若干経費がかさむのでご注意を!

この技術を活かした作品を作るならこちらを是非~

剣先ベルトキーケースの作り方&無料型紙

s-DSCF8981

剣先ベルトキーケースの作り方&無料型紙

s-DSCF8974

人気企画作り方講座ヽ(o゜ω゜o)ノ

第四弾はキーケースの作り方を公開します!
前回のバインダーに引き続き、剣先ベルトのアイテム製作が続いております。
剣先ベルトはパッと見た時に金属が使用されていないスマートさが魅力の一つです。
小物でも人気のあるキーケースは、贈り物にもぴったりですよ!

剣先ベルトのキーケースの無料型紙

それでは製作に移る前に、以下のリンクをクリックして型紙を保存してください。

Click! → 剣先ベルトのキーケース(zipファイル)
(別タブで開きます)

※A4サイズで印刷してください。

型紙の準備はできましたか?
それではさっそく作っていきましょう。ざっくりと手順だけを説明していきますので、作り方がわからない場合は基礎技法のページで、各技法について勉強してください。画像はクリックで拡大できますので、必要に応じて見ていってください。

それではレッツトライヽ(o゜ω゜o)ノ

今回の材料

・羊革”クロムなめし”(外側パーツ)0.9mm厚
・ヌメ革(内装パーツ)0.8mm厚
・はぎれ(ベルト通しパーツ)0.6mm厚
・4連キーホルダー×1
・カシメ小×2

 

剣先ベルトのキーケースの作り方

内側パーツを作る

まずは内側を完成させましょう。

金具を取り付けるくらいで、そんなに工程は多くないです。

 

1.パーツを切り出す

型紙を使用しパーツを切り出します。

型紙に切り込みを入れる場所も示してあるので、忘れずにカットを入れておいてください。

s-CIMG2671

ヌメ革の部分が内装パーツにあたります。

 

2.キーホルダーを取り付ける

まずは中心かなと思う場所に金具を置いてみます。

s-CIMG2672

 

金具取付用に印を付けます。

s-CIMG2673

 

印を中心にハトメ抜きで穴を開けます。

s-CIMG2674

 

カシメを足が長い方を床面から通し、キーホルダー金具を留めます。

あとはカシメ打ちで金具を留めていきます。

s-CIMG2678

 

3.各パーツを接着する

各パーツを接着していきます。

中央のパーツは貼り付けるパーツの中心と、中央パーツ自体の中心をとって、しっかり真ん中に貼り付けましょう。

s-CIMG2684

これで内装は完成です。

 

外装パーツを作る

外装パーツづくりではベルト作成がメインになります。

剣先ベルトの作り方は下記にまとめているので、わからない方はこちらで勉強してください。

【金具無し】剣先ベルトの作り方

 

4.剣先ベルトを作る

ベルトの構成パーツは以下の4つです。

s-CIMG2685

 

4つのパーツを組み合わせ、写真のように仕上げます。

s-CIMG2698

 

5.ベルト留めパーツを作る

作ると言ってもゴム糊で接着するだけです。

s-CIMG2679

 

縫う縫わないはお任せですが、私は縫わなかったのでゴム糊で強力に接着しました。

s-CIMG2680

 

6.外装パーツにベルトパーツを取り付ける

先程作ったベルトパーツを外装パーツに取り付けます。

s-CIMG2710

これで外装パーツも完成しました。

後は内装パーツと縫い合わせるだけです!

 

7.外装と内装の縫製

さて内装パーツと外装パーツが写真のような状態でで揃えば、ついに最終工程に入ります。

s-CIMG2712

 

まずは接着していきますが、両端と真ん中だけ接着します。

写真のように折り曲げる場所だけ後で留めます。

s-CIMG2713

 

最初に接着した場所がしっかり貼りついたら、この部分にも接着剤を塗り、曲げた状態で接着していきます。

外側パーツの方が長く作ってあるので、使用時に「開いても開きすぎない」ようにする効果があります。

s-CIMG2715

 

接着し穴を開けたら、あとはひたすら縫うだけ!

この写真なら先程の「開いても開きすぎない」が分かりやすいかもしれません。

外装と内装の長さの差で、曲がった状態をキープしています。

s-CIMG2717

 

縫い終わったら、あっという間に完成です。

 

8.完成

スタイリッシュな剣先ベルトタイプのキーケースが完成しました。

大人っぽさが演出できそうなデザインじゃないですか?

s-DSCF8974
外装

今は目立つ黄色のシニュー糸ですが、半年から1年しっかり使っていると、白銀に輝く綺麗な糸になります。

s-DSCF8976

 

内装

s-DSCF8977

 

9.アレンジ

ちなみにアレンジでこんなデザインにもなります。

s-DSCF8981

布を一緒に縫い付けてあるだけですが、ワンポイントとしてデザイン上大きな効果を発揮しています。

布のデザインやベルトの色など、組み合わせ次第ではかなりオリジナルなものが作れます。

形としてはほぼほぼ完成されているものなので、そういったポイントで自分らしさを演出するといいと思います。

 

作ってみたの声お待ちしておりますヽ(o゜ω゜o)ノ

【バイブルサイズ】システムバインダーの作り方&無料型紙【後編】

s-DSCF8952

バイブルサイズのシステムバインダー作り後編ヽ(o゜ω゜o)ノ
前編では外装を完成させましたが、まだまだ内装が残っています。
後編では内装~完成までを紹介していきます。
今までの物より凝っているので、心してかかってください!

前編を確認していない人はこちらからどうぞ。
Click! →【バイブルサイズ】システムバインダーの作り方&無料型紙【前編】

ではさっそく取り掛かります。作り方がわからない場合は基礎技法のページで、各技法について勉強してください。それではレッツトライ!

 

バイブルサイズのシステムバインダーの作り方

内装パーツを作る

1.パーツの切り出し+印付け

型紙にもとづいてパーツを切り出します。内側のベースとなるパーツは左右でわけていますので、写真のように1枚の型紙に貼り付けて使用します。また写真のように切り、淵に沿って印をつけていきます。

s-CIMG2610

 

他のパーツも同様に、ラインを引く必要がある場所は印をつけていきます。

s-CIMG2612

 

ちなみに全部切り出したらこれだけのパーツになります。

s-CIMG2614

 

2.コバ処理をする

最後に外周になりえる部分は必要ないですが、それ以外のパーツはこの段階でコバを処理しておく必要があります。

s-CIMG2615

 

3.バインダーあて革を取り付ける

バインダーリングに当たる革を縫い付けます。このパーツが無いと、表面にまでリングのボコボコ感が出てきます。

まずは型紙を当ててかたどった印に従い、パーツを貼り付けます。

s-CIMG2617

 

ずれないように慎重に貼り付けましょう。

s-CIMG2618

 

穴を開けて縫い付けていきます。最後の縫い目の間隔は、今まで同様の方法で調節してください。

s-CIMG2621

 

4.バインダー金具を取り付ける

バインダーの裏側に両面テープを付け、動かないように固定します。

s-CIMG2622

 

裏から見るとこんな感じ。

s-CIMG2623

 

あとは手に持っているパーツを、固定してあるパーツにはめ込むだけ。

スライドすることで簡単に取り付けられます。

ただ今回0.8mmの革で作りましたが、この分厚さだとバインダー金具が非常に取り付けづらかったです。

取り付け部分のみ、結局かなり漉かざるをえなかったです。

s-CIMG2624

 

金具を取り付けると一気に完成が見えた気がしますね。

s-CIMG2625

 

5.ポケットパーツを完成させる

ココが今回で結構手間な工程。スリットタイプのポケット作りです。

ただしこれをマスターしたら非常に勉強になります。

まず、ガイドの線の両端に小さな穴をカシメ打ちで開けます。

s-CIMG2628

 

ここから内装のポケット作りです。

まず型紙の内パーツポケットの型紙通りに生地を切り出します。

今回は薄い合皮で作りましたが、布でも構いません。

s-CIMG2632

 

上部1cmは被せずに生地を折り返します。

s-CIMG2633

 

両端をミシンで縫っていきます。

s-CIMG2634

 

ちなみに縫い代は7mmでした。

s-CIMG2635

 

このまま作成すると、ポケットが写真のように少しはみ出してしまうので、縫い代の部分を少し切っていきます。

s-CIMG2636

s-CIMG2637

 

革の床面を向け、ポケットの切れ目から上に3mmのところにラインを引き、そこにポケットパーツを貼り付けます。

また切れ目から7mm下にもラインを引き、ポケットパーツの入り口をそのラインに合わせて貼り付けます。

s-CIMG2640

s-CIMG2641

 

全て貼り付けるとこのような感じです。

貼り付け作業は下部から行う必要があります。またポケットパーツはこのように重なり合うため、なるべく薄い布などを使用しましょう。

s-CIMG2642

 

このままではポケットパーツ丸出しなので、裏当てを作成します。

今回は合皮で作りました。ステッチを残したくなかったので、ゴム糊で強力に貼り付けました。

s-CIMG2644

 

はみ出た部分はもちろん切り落としてください。

縫わない分しっかり貼り付けないと、後々剥がれてくる可能性があるので注意です。

s-CIMG2645

 

このように市販品でよく見るスリットタイプのポケットを作ることが出来ました。

s-CIMG2643

 

6.ペンホルダーの作成

写真を撮り忘れましたが、ペンホルダーを作成します。

内パーツ右側のPDFで上部左側にあるパーツを使用します。

折りたたんで端から5mmのところで貼り合わせるだけです。

 

外装と内装を縫い合わせる

7.内装パーツの貼り合わせ

さてこれで全てのパーツの準備が終わりました。

表側と縫い合わせる前に、内装パーツのみで貼り合わせていきます。

s-CIMG2646

 

貼り合わせる場所はあらかじめ荒らしておきましょう。

s-CIMG2648

 

写真ではペンホルダーがついていないですが、このような形になればOKです。

s-CIMG2649

 

8.外装と内装の縫製

いよいよ大詰め、最後の縫製工程です。

外装と内装をまず貼り合わせ、縫っていきます。

外装の方が若干長くしてあるので、ベルトを作った時と同様に、端から接着し、折り曲げながら全体を接着します。

s-CIMG2666

 

縫い穴が一直線になるように慎重に穴を開けます。

ここでも大きなポイント!

四隅とパーツとパーツのキワの部分は丸ギリで穴を開けておきましょう。(赤丸の部分)

ここに菱目打ちを使用すると、パーツの端が切れてしまいます。

また青丸は2枚目写真の表パーツ青丸部分に対応します。ここで菱目打ちを使用すると、表面の糸が切れるので絶対に菱目打ちを使用しないでください。

s-CIMG2669-1

s-DSCF8952-

 

時間はかかりますが、最後の縫製です。

一度に縫うと糸が非常に長くなるので2回に分けて縫いました。(2回に分けても長いですが笑)

s-CIMG2670

 

9.コバの仕上げ

このまま完成でもいいですが、最後にコバを仕上げます。

しっかり仕上げた方が当然耐久性が増します。

コバの仕上げ方法が分からないひとはこの記事を参考にしてください。

光り輝くコバ処理をマスターしよう-レザークラフト基礎

 

10.完成

s-DSCF8952

 

お疲れ様でした!これにてすべての作業が終了し、バイブルサイズのシステムバインダーの完成です。

納得いくものはできましたか?かなり時間がかかると思いますが、ずっと使えるアイテムになるはずですので是非作ってみてくださいねー。

 

 

【バイブルサイズ】システムバインダーの作り方&無料型紙【前編】

s-DSCF8952

人気企画作り方講座ヽ(o゜ω゜o)ノ

第三弾はバイブルサイズのシステムバインダーの作り方を公開します!
今までのものに比べるとパーツが多くて少し大変ですが、出来上がった時の達成感はまた格別です。
またパーツが複数ある時の組み方を学んでもらえればと思います。

工程が比較的多いので前編と後編に分けてお送りします!

【バイブルサイズ】システムバインダーの作り方&無料型紙【後編】
前編では外装を完成させますよ。

バイブルサイズのシステムバインダーの無料型紙

それでは製作に移る前に、以下のリンクをクリックして型紙を保存してください。

Click! → バイブルサイズのシステムバインダー(zipファイル)
(別タブで開きます)

※A4サイズで印刷してください。

型紙の準備はできましたか?
それではさっそく作っていきましょう。ざっくりと手順だけを説明していきますので、作り方がわからない場合は基礎技法のページで、各技法について勉強してください。

それではレッツトライヽ(o゜ω゜o)ノ

 

バイブルサイズのシステムバインダーの作り方

外装パーツを作る

今回はパーツが多いので、大枠として外側、内側と分けて仕上げていきます。
まずは外側パーツから作っていきましょう。

画像はクリックで拡大できますので、必要に応じて見ていってください。

 

1.パーツの切り出し
s-CIMG2602

パーツを切り出したら接着する部分(5mm)を荒らしておきます。
また必要に応じて接着部分を漉いておくと、完成した時に分厚くなりすぎません。
今回は表面と裏面の銀面と背の部分の床面を少し漉いてみました。

 

2.接着

s-CIMG2603

好みによって変えてもOKですが、真ん中のパーツが上になるように接着を行います。

 

3.縫うガイドラインを引く

s-CIMG2604

端から2.5mmのところにディバイダーを使ってガイドラインを引いていきます。

またガイドラインの一番端は、端から2.5mm離れたところにし、丸ギリで印をつけておきます。

s-CIMG2605

 

4.縫い穴を開ける

丸ギリで付けた印から真ん中へ向かって穴を開けていきます。

中央で縫い穴のバランスを調整します。

s-CIMG2608

 

今回は通常より少し幅広にして対応しました。

s-CIMG2609

 

5.縫製

写真を撮り忘れてしまいましたが、あとは端から端まで縫っていくだけです。

 

6.ベルト通す部分の作成

ここの工程はオプションですが、革をもっと薄くなるように漉いていきます。

s-CIMG2629

 

満足できる薄さになったら幅が16mmになるように折り返します。

この時縫い合わせを行わないので、ゴム糊で強力に接着します。

s-CIMG2630

 

最終的にこのような形になればOKです。

s-CIMG2631

 

7.ベルトの作成

ベルトですが、表と裏で長さが微妙に違います。

これは短いパーツと長いパーツを貼り合わせることで、曲がった形状をキープするためです。

裏表パーツ両方の床面に糊を付けます。

ちなみに型紙にはあるけど使ってないパーツがありますので、あしからず(笑

s-CIMG2650

 

先端ともう片方の端を貼り合わせます。

このとき真ん中はくっつかないようにしておきます。

s-CIMG2653

 

完成したときの角度を思い浮かべながら曲げていきます。

そうすると自然な感じで貼りあわすことができます。

s-CIMG2654

 

8.ベルト通し部分の貼り合わせ

表面の革にあらかじめ切り込みを入れていると思うので、そこにベルト通しとなる革を差し込みます。

実際にベルトを通してみます。

s-CIMG2655

 

この状態で床面に向きを変え、出ている部分の銀面と対応する部分の床面を荒らします。

s-CIMG2656

 

ここも縫わないのでゴム糊を使用して強力に接着します。

長年の使用でも耐えられるように、しっかりと接着しましょう。

s-CIMG2659

 

9.ベルト部分の縫製

写真を割愛してしまいましたが、ベルトパーツを縫い合わせます。

2.5mmでガイドラインを引いていきます。

この時先端部分と端から2.5mmのところに丸ギリを打ち、先端から端へと向かい縫い穴を開けていきます。

縫い終えたらコバを処理しておきましょう。

ベルト部分はしっかりコバ処理していないと、使用の劣化でボロボロになりますよ。

 

10.ベルトと裏面パーツの接着

完成したベルトと裏面パーツの床面を貼り合わせます。

ベルトパーツは端から5mmを被せ接着します。

5mm被せるとちょうど2.5mmの幅で縫製できます。

s-CIMG2661

 

ベルトの一番端の縫い穴から丸ギリを刺し、裏面パーツの銀面に貫通させます。

ちなみにこの時点ではまだ縫い合わせません。

s-CIMG2664

 

ここで大事なポイントを1つ!

だいぶ先の工程ですが、最後に内側パーツと縫い合わせる時、この丸ギリで印をつけたところも菱目打ちで穴を開けてしまうと糸が切れるもととなるので、ここは丸ギリのみで穴を開けるよう注意しましょう。そのためのガイドとなる作業です。

 

これにて外装パーツの完成です!

ちょっと画像が荒いですが、床面からみるとこんな感じになっていればOKです。

上手にできましたか?

s-CIMG2666 - コピー

 

次回は内側パーツを作っていきます。

【バイブルサイズ】システムバインダーの作り方&無料型紙【後編】

内側を作ればあとは外側パーツと縫い合わせて完成ですので、お楽しみにヽ(o゜ω゜o)ノ